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四月より新・初心者に向けて、少し指導内容(基礎の学習順位・過程)の入れ替えをしました。 |
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<一年生・入門コース> 今までは二年目にしか学べなかった初歩の古典曲『ティシュラ・アラーリップ』を、一年目が終了する頃には修得できるように変えています。 |
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その次に続く<二年生・基礎修得コース>では、入門コースで学んでいない後半のより高度な基礎をすべて修得し、その後に古典曲『サベリ・ジャティスワラム』に入ります。 |
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三年目からは十種類ほどある古典の曲目を各一曲づつひたすら学び、そして増やして行くと、各種類全部揃い、<ワン・マルガム修得>となります。 |
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料理を学ぶ事に例えると「コース料理を、一皿目の前菜から最後のメニューお菓子&コーヒーまでを、各お皿一つに対して一つの料理方法を学びました。」ということであり、一週間に一回お稽古を続けるペースですと、6年間から8年間くらい必要です。 |
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当タンマイ-ナティヤアラヤ当研究所では、このワン(1st)・マルガムを習得して、トゥウ(2nd)・マルガム(二周)目の曲を学んでいる研究生は、現在継続しているメンバーでは8名(それ以前にも5名以上)います。 |
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その中でも、おおよそソロで一曲踊る域に達してきているシニア研究生は3〜5名。 |
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この秋には、十一年生になるひとりが「アランゲトラム」を行います。これは本人にとって初めて一人で上演するフル舞台です。「ダンサーとしての、基礎技術を身につけたことを認めて師匠が初めてソロ舞台を許可する」舞台を言います。 |
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この舞台を無事修了して、意欲のある人はソロ活動を進め、専門的に舞踊の道に入ってゆくようになりまが、独立してその道に行くもの、研究所に所属してままソリストとして研鑽・道を深める者、愛情と熱意を持って自らの道を踊り続けてくださることを祈念いたします。 |